長瀬 香枝出 院長(長瀬歯科医院)のインタビュー

長瀬歯科医院 長瀬 香枝出 院長

長瀬歯科医院 長瀬 香枝出 院長 KAEDE NAGASE

神奈川歯科大学卒業。勤務医を経て、1998年に『長瀬歯科医院』を開業。

この土地に根付いた歯科医院として、地域の方々の少しでもお役に

歯科医師を目指したのは、何も大それた志があったからではなく、包み隠すことなく一言で言えば、それは生きるためでした。元来、手先は器用な方だったんです。イメージとして、歯医者さんは何かを作るだろうと思っていましたし、それが活かせるのではと思ったのです。実際になってみて、器用であることで損はしないですよね。細かな作業をすることも好きですから、結果として自分に合った職業に就くことができたと思っています。

『長瀬歯科医院』は1998年に開院いたしました。実はここは自宅なんです。「八軒谷戸」という地名は、その昔、この辺りには8軒の家しかなかったということが由来と言われています。農家をしていた父からは、この家もその1つだったと聞いています。若い時期は「他の場所で」と考えないでもなかったのですが、せっかくこの土地に生まれ、育ったものですから、ここで歯科医師として生きていきたいと思ったんですね。

全室個室の診療室

表のグリーンカーテンをはじめ、少しずつ手を加えているところはありますけども、院内の基本的な造りは開業当初のままです。25年前に建てたにしては、全室個室仕様というのは珍しかったかもしれませんね。私は矯正歯科治療を専門にしていた時期がありました。矯正治療は一部を除いて自費診療の扱いです。だからというのもあるでしょう、矯正治療の専門医院は昔から個室のところが多かったのです。あとは、私自身が診療をされることを考えた時、隣の人の話が聞こえるのは、やっぱり避けたいと思ったんですね。

個室もそうですし、レントゲン室も含めた各部屋の大きさもそうですが、時を超えて今の時代に合った歯科医院になっているかもしれませんね。

あくまでも患者さんが主役

あくまで患者さんが主役です。私たちは患者さんをサポートしているだけであって、決して治療を“してあげてる”わけではありません。みなさん、様々な事情があり、考え方も様々です。そこに自分たちの考えを押し付けるのは違うと思いますし、患者さんが求めるものをフォローしてあげるのが私たちの役割です。もちろん、歯科医師は患者さんに説明をする義務を持っています。現在の状態、そしてリスクの有無と評価。それを伝えた上で、最後に治療をするかしないかを決めるのは、やはり患者さんなんです。10人の人がいれば、10人に同じ説明をするのが歯科医師。みんな平等に。それが医療ではないでしょうか。

患者さんが求める必要な治療をしっかりと

虫歯、歯周病、矯正歯科、審美歯科、ホワイトニング、小児歯科、予防歯科などの歯科治療全般を扱っていますが、何か1つに力を入れているということはありません。考えているのは、1人ひとりの方にご満足いただけるようにということです。求めるものはみなさんで異なります。そのニーズに対応できるよう、進歩していく必要があると考えています。歯科には専門分野があります。矯正、インプラント、歯周病、などなど。その専門だけを扱ってらっしゃる先生はもちろんいらっしゃいます。ですが、ここは街の歯医者さんですから、何か1つ得意なことを掲げるのではなく、患者さんが求める必要な治療をしっかり提供していけるようにと考えています。

地域のみなさんへメッセージ

まずはご相談にいらしてみてください。治療をするかどうかは、お話をして決めていきましょう。予防もできるし、治療もできるし、現状維持もできるし、もっと良くなることもできる。選ぶのは患者さんんであって、私たちが患者さんを選ぶわけではありません。患者さんが選ぶ候補の1つとして私たちがあがれば嬉しく思いますし、できる限りのことをさせていただきます。どうぞ一度ご相談を。

 

※上記記事は2023年9月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

長瀬歯科医院 長瀬 香枝出 院長

長瀬歯科医院長瀬 香枝出 院長 KAEDE NAGASE

長瀬歯科医院 長瀬 香枝出 院長 KAEDE NAGASE

  • 出身地: 神奈川県
  • 趣味: 犬と一緒に過ごすこと
  • 好きな作家: 村上龍
  • 好きな映画: 「その時々で気になったものを」
  • 好きな言葉: 嘘を言わない
  • 好きなアーティスト: SMAP
  • 好きな観光地: サイパン

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