大矢 享 院長(大矢歯科医院)のインタビュー

大矢歯科医院 大矢 享 院長

大矢歯科医院 大矢 享 院長 TORU OYA

神奈川県藤沢市出身。大学卒業後、歯周病を専門に大学病院で経験を積み「大矢歯科」を開院。(JR根岸線 本郷台駅より徒歩約8分)

両親の薦めで歯科医の道に

もともと歯科医になろうとは思ってなかったんです。当時は音楽が好きで、その道に進みたいなと考えていたんですけど、ちょうどいとこが歯科大に入学したタイミングで。両親が『お前も歯科医になってみたらどうだ』と。ちょっとなりゆきなところはありますが、実際に歯科医になってからはやりがいもあって、自分にぴったりな仕事だなと感じています。

歯周病の治療に注力

大学を卒業後、歯周病の教室に助手として残っていたのもあって、歯周病の治療に力を入れています。ずっと歯周病の勉強を続けていますが、今は昔とだいぶ傾向が変わってきていますね。昔は歯ブラシを使ってちゃんと磨けていない。口のなかが汚れていることが原因の大半を占めていましたが、今は食いしばりや歯ぎしり。口のなかはすごくきれいなのに、そういったことが原因で歯周病になる方が多いように感じています。歯ブラシはできているけど、仕事が忙しいとかストレスとか。現代病が原因で歯周病が進むというケースが増えてきています。

むし歯になりにくいタイプは要注意

歯周病は歯がぐらぐらしてきたなど、自覚症状が出てからだと遅いことも多いので、定期的なチェックをおすすめします。意外とむし歯になりにくい人が危険なんですよ。小さいころからむし歯がないタイプだと歯科医に来る習慣があまりないんですよね。そのまま過ごしていると40代、50代になったときに突然ガクッと悪くなる場合があるので、注意が必要です。むし歯以外のこと、例えば歯石を取ってほしいなどで構いませんから、気軽にチェックに来ていただきたいと思っています。

近隣の方に長年愛される歯科医院

28歳でこの場所に開院して、もう40年近くが経ちました。栄区の穏やかな雰囲気は自分の性格にも合っているのかなと感じています。近隣の方に長く通っていただいているのは、本当にありがたいことです。おばあちゃんからお孫さんまで、3代に渡って来てくださる方もいらっしゃいますし、患者さんとは家族ぐるみのようなお付き合いになっていますね。ただ治療するだけでなく、場合によっては世間話をしたり、相談にのったり。自然とそういう関係性になっています。ご家族でいらしていただくメリットもあるんですよ。やっぱり歯も遺伝的なものがありますから。むし歯が多いとか、ファミリーだと特徴が同じなんですよね。ご両親やご兄弟の歯の状況から、原因が分かることもありますし、治療がスムーズに進むことも多いので、ぜひご家族で来院いただけたらと思っています。

気楽な気持ちで来院いただけるように

歯科医院に苦手意識を持っている方もいらっしゃると思いますが、痛くなってからの来院だと手遅れになってしまうことも多々ありますので、気楽な気持ちでご相談いただけたらうれしいです。怖いことや痛いことにトラウマのあるような方でもリラックスして治療を受けていただけるよう「一緒に頑張っていきましょうね」といった感じで、患者さんに負担のかかるような言葉遣いは避けるよう意識しています。気になることやお困りのことがあったら、いつでもどうぞ。ご相談をお待ちしています。

 

※上記記事は2023年7月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

大矢歯科医院 大矢 享 院長

大矢歯科医院大矢 享 院長 TORU OYA

大矢歯科医院 大矢 享 院長 TORU OYA

  • 出身地: 神奈川県藤沢市
  • 趣味・特技: 音楽
  • 好きな映画: 『グリーンマイル』
  • 好きな言葉: 時がすべてを解決してくれる
  • 好きな音楽: ジャズ
  • 好きな場所: 自宅

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