ほんごう歯科 岡田 知子 副院長 TOMOKO OKADA
神奈川県横浜市出身。東京医科歯科大学歯学部を卒業後、東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科老化制御学講座高齢者歯科学分野へ入局。祖父、父の跡を継ぎ、異業種から歯科医に転身。2016年「ほんごう歯科」副院長就任。3代目として地域に密着した診療を行う。(JR根岸線 港南台駅より徒歩約10分)
神奈川県横浜市出身。東京医科歯科大学歯学部を卒業後、東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科老化制御学講座高齢者歯科学分野へ入局。祖父、父の跡を継ぎ、異業種から歯科医に転身。2016年「ほんごう歯科」副院長就任。3代目として地域に密着した診療を行う。(JR根岸線 港南台駅より徒歩約10分)
もともと海外との交渉マネジメントやイベント運営をする仕事をしていました。でも、祖父から父へと受け継がれてきた歯科医院がなくなるのは地域の皆さんが困るだろうし、私もちょっと寂しいなと。そこで、一念発起。大学の編入試験を受けてみてダメなら縁がなかったということだろうと思っていたのですが、無事に合格。歯科医の道を歩むことになりました。東京医科歯科大学歯学部を卒業後は、大学付属病院勤務やけいゆう病院の歯科に勤めながら都内や県内の歯科医院で経験を積み、2016年にほんごう歯科の副院長に就任しました。
大学病院では、義歯科と高齢者歯科に在籍していました。それに加えて、スペシャルケア外来にも所属し、全身疾患を持った方に生体モニター管理を行いながら治療をしていました。けいゆう病院では妊婦さんや白血病など、普通の歯科医では対応が難しい患者さんのケアをしていました。そういった私の臨床経験に加え、当院には口腔外科や歯科矯正担当の歯科医もいますので、一般的なクリニックとしては対応範囲が広いことも特徴の一つです。矯正担当医は同じ東京医科歯科の大先輩の先生が診にきてくれています。口腔外科担当医も私も女医なので、お子さんの治療で女医を希望されるお母さん方の来院も多いですね。キッズルームがあり、単に無人のキッズスペースがあるのではなく、保育士が在籍していますので、予約制ではありますが、保育士が見守る状態で、診療中お子さんのお預かりができることも特徴です。
今後、地域の高齢化が進むことを見据えて、義歯や高齢者歯科を専門に選びました故か、義歯を希望し来院される患者さんが非常に多いですね。けいゆう病院からのお付き合いで遠方からお越しくださる方や、既存の患者さんからの紹介も多いので、ありがたい気持ちでいっぱいです。ご高齢の方は全身疾患を持っている方も多く、そういったところでは総合病院の歯科や大学病院スペシャルケア外来での経験が役立っていると感じています。
患者さんには、とにかく説明をたくさんするようにしています。一般的な歯医者さんよりもかなり多いかもしれません。治療中もずっと実況中継のように説明していますから。治療の前後だけでなく、必ず途中経過の写真もお見せします。私が患者ならそうしてほしいという気持ちからの対応ですが、細かい説明は患者さんの不安を少しでも和らげるのではないかと思っています。治療計画では、将来的にこうなるだろうというシミュレーションを必ず数パターンお伝えして、ご相談するようにしています。
当院を継ぐまでは、審美修復にも力を入れていたので実は本格的なホワイトニングやジルコニア治療、セラミック治療も得意分野です。義歯で指名してくださる方も多いですが、ホワイトニングもぜひご相談ください。あとは、英国の大学院に留学後、海外の仕事をしていたので英語対応できるのも強みですね。少し日本語はできるけれど、英語で説明を受け、しっかりと理解したいと、遠くから来院される外国の方もいらっしゃいます。今後はそういった強みを活かしつつ、補綴治療の分野では口腔内スキャナーを導入するなど、デジタル化も進めたいなとも思っています。
歯科医師会に入っている諸先生方は、地域に根差した診療を行っている方ばかり。地域のために一生懸命活動されている先生が多いので、利便性やホームページの見栄え、宣伝操作されたクチコミに惑わされて歯科医院を選ぶのではなく、歯科医師会のなかから先生を選んでいただくとよい出会いがあるのかなと感じています。私も歯科医師会の一員として、これからも地域の方に頼りになる歯科医として診療を行っていきたいと思います。
※上記記事は2023年8月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。
※新規登録またはログインすることにより、栄区.jpの利用規約、およびプライバシーポリシーに同意したことになります。