茂木 敏雄 院長(茂木歯科)のインタビュー

茂木歯科 茂木 敏雄 院長

茂木歯科 茂木 敏雄 院長 TOSHIO MOGI

新潟大学歯学部卒業。横浜市立大学医学部助手、横浜栄共済病院歯科口腔外科部長を経て、2008年に『茂木歯科』を開院。(京浜東北線「本郷台駅」より徒歩10分)

総合病院の口腔外科に長年在籍した知見を生かして

私が高校生の頃の話です。今とは違い、当時は歯医者さんが足りなかった時代。朝早くから歯科医院の前に行列ができてる、なんてニュースをよくやっていたものです。そのニュースを見ているうちに、「僕がやらなきゃ」と、なぜだか思ってしまったんですね(笑)。

大学卒業後は横浜市立大学医学部の口腔外科に入局しました。内科や外科、耳鼻科などと並ぶ一分野として、病棟の患者さんもたくさん受け持っていました。そこでの修養を経て、ここからほど近くの横浜栄共済病院に入職いたしました。30年ほどはいた計算になるでしょうか。定年で退職することになったのですが、病院で診ていた患者さんのこともあるしと、思い切って開業したのが2008年のこと。早いもので、あれからもう15年が経つんですね。

通院が困難な患者さんのフォローも引き続き

開業当初は、三叉神経痛や癌の患者さん、あるいは、骨折でプレートを入れている方など、以前の病院で診ていた患者さんを引き続き診ていました。普通の歯の治療ではなく、つなぎが必要なケースですから。そうした方々はもうずいぶんと長く診ています。20年、30年というのも珍しくないですね。

当院では訪問診療もおこなっています。これまで通院していた方がそれが難しくなり、「先生、来れないの?」と仰られたら、それは当然行かねばなりませんよね。患者さんとしては、これまで見てもらっていた先生に引き続きて見てもらいたいというのが筋ではないでしょうか。お家に呼ぶわけですから、顔を知っている人のほうがいいと思いますし。

設備の整った診療室と訪問先では確かに勝手が違いますが、やってやれないことはありません。抜歯も可能ですし、入れ歯なども型取りからすべておこなえます。気概さえあれば、大抵のことはなんとかなるものですよ。

患者さんの気持ちに立っての対応を心がけて

自分自身が患者さんの立場に立ってみて、患者さんの気持ちになって対応することを心がけています。特に初診の方については一層です。初対面で固くなるのは患者さんだけではなく、私もそうですから、お互いに気持ちがほぐれ、リラックスできるよう、しっかりお話をうかがっていきます。それでだんだんと打ち解けてくると、自然、お付き合いも長くなっていくのです。

定期的に訪れる方もいらっしゃれば、数年に一度という方もいらっしゃいますけども、頼っていただけるとなると、引退はまだ先の話になりますよね(笑)。

より複雑な病気を持つ方々への対応も可能

全般を診ていますが、あえて得意な治療をあげるとするなら、より複雑な病気を抱えている患者さんの治療になるでしょうか。お口のみならず、全身の合併症を抱えている方の対応です。病院に長くいたものですから、全身管理、ひいては全身を診ながらお口を診るということは身に染み付いています。血圧のお薬や骨粗しょう症のお薬を飲まれている方には見合った対応が求められるわけですが、お話を聞き、マニュアルに沿ってやるだけのことで、何も難しいことではありません。加えて、三叉神経痛や舌痛症など、それほどメジャーではない疾患も病院勤務時代同様に拝見しています。

地域のみなさんへメッセージ

栄区歯科医師会では、常日頃の健診活動に加え、国民祭りの際などに無料の健診もおこなっています。自らの医院を離れての活動も、区民の方々に対する使命であり、今後も様々な活動をおこなっていきます。

予約も承っておりますが、必須ではありません。何かお困りのことがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。

 

※上記記事は2023年8月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

茂木歯科 茂木 敏雄 院長

茂木歯科茂木 敏雄 院長 TOSHIO MOGI

茂木歯科 茂木 敏雄 院長 TOSHIO MOGI

  • 出身地: 栃木県
  • 趣味: テニス
  • 好きな映画: サスペンス
  • 好きな音楽: クラシック
  • 好きな観光地: 日光

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