かたくら歯科医院 片倉 好 院長 KONOMI KATAKURA
1981年東京医科歯科大学卒業。首都圏の歯科医院や保健所にて勤務後、1996年6月「かたくら歯科医院」を開業。
1981年東京医科歯科大学卒業。首都圏の歯科医院や保健所にて勤務後、1996年6月「かたくら歯科医院」を開業。
元々小児歯科が専門ですが、その延長として歯科治療が苦手な方の治療も得意としています。口に何か物が入ったり鏡を見ると嘔吐しそうになる方には、笑気吸入鎮静法を用いています。笑気吸入鎮静法は全身麻酔と違い、ほろ酔いになるような感じですね。意識はあるもののリラックスして体が心地よくなる効果があります。しかし、鼻から吸う麻酔なのでそれが苦手な方には使えません。そういった方には、対話でリラックスするなど工夫し治療をしています。笑気吸入鎮静法はずっと使い続けられるものではなく、歯科治療の入り口として使用していただくものになります。最初は歯科治療が受けられなかった方も、次第に治療に慣れてくれる方が大半ですよ。
開業当初は、お子さんが多かったのですが最近はご高齢の患者さんが増えてきました。歯周病の治療や入れ歯のメンテナンス、定期健診など月1回、隔月1回のペースで通われる方が多いですね。ご自分で歩ける方はお一人でいらっしゃいますが、付き添いの方やヘルパーさんに付き添われて通われている方もいらっしゃいます。当院はユニットが2台あり、1台ごとのスペースも広くしています。ですので、患者さん同士混み合うこともあまりないかと思います。ご高齢で体が不自由になった方でも、くつろげる歯科医院だと思います。
治療で心がけていることは、感染対策ですね。治療内容にもよりますが、当院では患者さんの予約時間は大体30分と決めています。患者さんが治療を終えられたらすぐに次の患者さんを入れるのではなく、必ず消毒をしています。消毒の時間を含めての30分なのです。ご高齢の患者さんが多いので、感染対策にはとても気をつかっています。
昔、子供だった患者さんが大きくなってお子さんを連れてくるようになりました。親子2世代で通われることをとても嬉しく思っております。開業して30年近くになり多くの患者さんの治療をしてきましたが、以前通われた患者さんのことは忘れることがありません。「あの頃はたくさん泣いて最初は治療を嫌がってたけど、何とか頑張って虫歯を治したよね」という思い出話ができるのがとても嬉しいですね。
歯科医院は、歯が痛くなってから通うものと思われている方が多いですが、歯周病のように本人に自覚がないまま症状が進行する病気もあります。お口の健康は全身の健康にも繋がりますので、できたら定期的に通っていただき予防に努めたり、症状があれば悪化する前に治療することが大切かと思います。ぜひ、仲良くできる歯科医院を見つけていただきたいなと思っています。当院は江ノ電バス「飯島駅」の目の前にある歯科医院です。もし何かお困りのことがありましたら、いつでもご相談いただけたらと思います。
※上記記事は2023年9月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。
※新規登録またはログインすることにより、栄区.jpの利用規約、およびプライバシーポリシーに同意したことになります。