ハヤト歯科クリニック 木田 勇人 院長 HAYATO KIDA
1989年鶴見大学歯学部卒業。その後、同大学歯学部附属病院補綴科にて勤務。1995年11月「ハヤト歯科クリニック」開業。(JR本郷台駅から徒歩2分)
1989年鶴見大学歯学部卒業。その後、同大学歯学部附属病院補綴科にて勤務。1995年11月「ハヤト歯科クリニック」開業。(JR本郷台駅から徒歩2分)
大学病院の補綴科に勤務しておりました。虫歯や歯周病で歯を失った患者さんには被せものや義歯、ブリッジなどを用いて歯の機能や見た目を元に近い状態に戻していきます。また、それらの修繕やメンテナンスも行なっています。得意分野があるとはいえ、地域がら小さなお子さんからお年寄りまで幅広い年齢層の症状に対応できることが大事です。虫歯の治療から歯科検診、矯正など患者さんの症状、希望に合わせた治療を行なっています。
毎日たくさんの患者さんが訪れるので、なかなか時間がとれないのですが、訪問診療も少数ではありますが行なっています。だいたい月2名ほどですね。空きが出れば、歯科医院の前に掲示して募集しています。開業して30年近く経ち、長く通っていただいている患者さんもご高齢の方が増えてきました。外を歩くことが難しい方には、人数に限りがありますがこれからも対応していきたいと思っています。
治療で心がけていることは、なるべく患者さんの話を聞くということ。だんだん年齢が上がってくると、人を型にはめたがる傾向が出てくるように感じます。自分の経験がかえって邪魔をするときがあるんですよね。だから「こういう患者さんは前にいたな。だからこういう要望を持っているのかな」なんて決めつけない。なるべく話をして目の前にいる患者さんが何を求めているのか、何に困っているのか、一つひとつ丁寧に聞いていきます。ユーモアがあった方が話しやすいのであれば、そういったことも交えてですね(笑)。患者さんの要望はさまざまです。通う回数を減らしたい、必要なところだけ治したい、お金をかけてでも綺麗にして欲しいなど多様なので、全ての要望になるべく応えられるようにまずは患者さんと話をしていきます。患者さんのタイプもそれぞれですぐに要望が出てくる方もいれば、なかなか打ち明けられない方もいます。誰でも表の意見と裏の意見を持つときはあるでしょう。裏の意見はなかなか出ないかもしれない。しかし、表の意見が出ないと裏の意見を想定することも難しい。本音がなかなか出にくい患者さんであれば、まずは表の話をしてそれからさまざまな提案をこちらからすることで少しずつ本当の要望をひき出していく。患者さんが満足した治療を受けられるために、そのような工夫や環境作りをしていければと思っています。
以前は、キッズコーナーを設けていましたがコロナがあり撤去してしまいました。それでも、最近は少しずつ小さなお子さんが過ごしやすいように環境作りに努めています。以前は、子ども用のDVDが数百枚ありましたが今は動画の時代ですね。タブレットで動画が見れるサービスを行なっています。お子さんが少しでもくつろげるよう動画サービスや、ガチャガチャやくじ引きを置いています。
患者さんが思ったことを言えるような歯科医院でありたいと思います。セカンドオピニオンでも構いませんので、何か相談したいことがあれば当院にいらしてください。患者さんが言いたいことを言える雰囲気作り、コミュニケーションをいつも心がけています。基本的に歯科医院に来る患者さんはマイナスな気持ちで来ていると思っています(笑)。それをプラスに変えるのは難しいですが、少しでもマイナスを減らすこと、ちょっとした笑いも含めた心がけはしています。お口のなかで何か困っていることがあれば当院にいらしてください。
※上記記事は2023年9月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。
※新規登録またはログインすることにより、栄区.jpの利用規約、およびプライバシーポリシーに同意したことになります。